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元々訪問入浴介護をしており、今は会社に依存せず、自分自身で稼ぐスキルを身につけるため、勉強中です。

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介護施設での利用者(高齢者)からのセクハラ被害

今回は実際に利用者からセクハラ被害にあった
Sさんに記事を書いてもらいました。

色々と嫌な思いもされてきたようです。

そんなリアルな体験談・・・

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遠い話しだと思っていた「セクハラ」だったが・・・

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巷では高齢者に対する虐待が
昨今話題になっており、
施設や家庭内でもどこからが
高齢者虐待になるのか?

と様々な意見がある…。

高齢者虐待に対する意識は
社会的にも昔に比べては
々考え直されたように思う。

虐待防止委員会などがある施設が大半であろう。

私は、自分が介護職に就くまで
どこか遠い所の話だと思っていた。

たまに流れるニュースで目にする程度のもの。

そこまで深く考えることもなく、
また介護職がどういうものか?

というのも知ろうとしていなかったし
自分は
「介護職に就くことはない」
と思っていた人間である。

それは、私の母が介護福祉士として
働いていて、仕事の愚痴を聞いたりしているうちに、

大変そう…
と感じていたからというのもあるだろう。

しかし、
祖父母の死を一つのきっかけに、
そして色んな偶然が重なり、
ある介護施設で働くこととなった。
 

 

初めての介護施設勤務

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何もかも初めてで、
右も左も分からない状態のまま、
認知症の方のケアに携わる現場に
配属されることになったのである。

亡くなった祖父はアルツハイマー型認知症であった。

娘である私の母や孫である
私のこともわからなくなっており、
生前最後に会った元気な姿は病床で
寝たきりのまま右手を振っていた姿。

左手は固まってしまい動かなくなっていたし、
赤黒く内出血がひどかったのを覚えている。

 

「認知症がどういうものか?」
は、なんとなく、本当になんとなくでしか知らず、
新しいことが覚えられないとか、
誰が誰だかわからなくなるとか、
失禁してしまうとか
れぐらいの知識しかなかった。

 

 

 

前置きが長くなってしまったが、
セクハラの題名なのになぜ高齢者虐待のことや
認知症のことを?
と疑問に思われたかもしれない。

それはこの体験が、
認知症患者から受けた、
介護職員に対するセクハラだからである。
 

利用者と会いに行くという感覚が・・・

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一番最初の研修で、認知症の方への接し方や、
どういうものが虐待に当たるか、
介護での接客・接遇について、威厳・尊厳を守ったケアなど…
懇々と言われ、自分はニュースで見たような
虐待なんて絶対しない!と強く思った。

また、認知症の方と接し触れ合うにつれて
考えさせられることが沢山あり、
仕事が楽しかった。
「仕事をしに行く」というよりは

「利用者様に会いに行く」

という感覚になっていった。

なので、現場で接していた
認知症患者Bさんに対しても
普通に仕事として関わっていた。

Bさんは、普通にご自身で食事も排泄も問題なく、
アルツハイマー型認知症の70代の男性である。

アルツハイマー型認知症とはいえ
上記のようにある程度のことはご自身で出来るし、
たまに失禁があるぐらい。

話も普通に出来る、さっき言ったことは忘れているが
「○○してくださいね」と言うと普通に指示も通る。

少し気になるのはBさんは時々、
暴言を吐いたり怒鳴ることがある、
ということ。

まぁ認知症でも軽度かな?位に思っていた。

 

最初に少しおかしいな?と思ったのは・・・

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最初に少しおかしいな?と思ったのは、
Bさんが気づいたら私の背後にいたとき…。

それが何度かあった。

「どうされましたか?」
と聞いてもニヤニヤするだけ。

あまり気にしないでおこうと思ったものの、
このBさん、身長が高いのでいきなり背後にいたら
正直びっくりするのである。

一応
「何かあったらお声かけくださいね」
と言うのだが返事もせず
ふら~っとすぐ違うところにいってしまう。

何がしたいんだろう…
と思ったがまぁ寂しいのかな?
と最初はそこまで気にしていなかった。

 

 

が・・・!

 

 

事件か・・・

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そう何度も何度もいきなり背後に来てこっちが
声を掛けたら去っていくとは…どういう行動?

何なのだ?

ていうかびっくりするから
雑談するなり用事があるなら
言ってくれれば…
というのが正直な気持ち…。

そして…ある日、急に後ろから肩を,
撫でるように触られたのである。

作業中だったためあまりにもびっくりして

「わ!何!?」

と振り返るとそこにはBさん。

落ち着いて「Bさん、どうされましたか?」
と聞くとまたニヤニヤしているだけ。

これでセクハラ!と思ったわけではない。

しかし、
この日から肩に触れられるのが多くなった。

その度に声をかけてもやはり返答はない。
ニヤニヤしているだけ。

いやいや・・・

しかしこれは仕事。

そして認知症の方だし、
色々ご自身で何か思うことがあるのだろう!
と解釈していた。

正直毎日毎日続くとちょっと嫌だな…くらいは
思っていたが、

仕事!!

きっとBさんに悪気はない!

と自分に言い聞かせていた。
 

 

そんな中、ついに決定的なことが起こる。

他の職員がいたので少し見守りを任せ、
立ったまま作業に没頭していたところ…
誰かに急にお尻を触られたのである!!

振り返るとそこにはBさん…。

痴漢された人は声も出ないというのは
本当だったんだな~と後から思ったぐらい、
その場では固まってしまい声も出なかった。

相変わらずニヤニヤしているBさん。

怒鳴ろうと思った。

しかし何も言えなった。

この方は認知症だから…

と自分に言い聞かせた。

これが電車内で、
一般の方にされていたらもちろん痴漢である。

会社内で社内の人に
されていたらセクハラだろう。

社会的にも痴漢やセクハラは
大きな問題になっているように思える。

もちろん、女性ばかりが
被害者というわけではないだろうが…。
 

 

頭によぎった「研修」のこと

この時、沢山のことが頭をよぎった。

研修で教わったこと。

認知症の方を否定してはならない、
高齢者虐待は社会問題になっており小さなことでも
「虐待」になるということ…。

そう、
「認知症患者の方にお尻を触られた」
この対応の仕方が瞬時に何も出てこなかった。

自分の返す言葉がもし

「虐待」

に当てはまることだったら?

もしBさんを「否定」するようなことだったら?

私は、Bさんに対して
何といえばいいのか本当にわからなかった。

一女性としてもちろん動揺したし、
ショックだった。

普通に

「やめてください」
と言えばよかったのでは?と思われるだろう。

これは経験者にしかわからないかもしれない。

驚きとショックで時が止まったように
なってしまったのだ。

そして私は介護職員。

特に認知症の方ゆえ覚えたての
自分の知識だけが先行してしまったというのもある。

―どうしていいかわからない―

これに尽きた。

その後の業務もある。

気を取り直し仕事をしようと思ったのだが、
相変わらずBさんは背後に来ようとしたり、
近づいてくる。

さすがに怖くなったので申し訳ないが
避けるという行動を取った。

たまに暴言や怒鳴ることもあるので
それも怖かった。

無視は出来ない。

しかし、
さりげなく避けることで
何とかその日を終えた。
 

 

その日の帰り道・・・

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帰り道、Bさんの行動や研修のことを
思い出しながら考えた。

利用者様の威厳・尊厳のためには
介護職員は何をされても
我慢しなければならないのか?

認知症なら何でも許されるのか?

セクハラに限ったことではない。
暴力行為もだ。

介護職員の対応も悪いかもしれない、
しかしどれだけ優しく声掛けをし
手を差し伸べても
噛まれたり殴られることはあるのだ。

患者様の体の傷や皮下出血には皆敏感だが、

私たちの内出血の痕やひっかき傷は?

若いから治る?

―そりゃそうかもしれない。
(介護職員が受ける暴力等についてはまた別記事でお話しよう)

しかし患者様を一人の人間として…と言うなら、
介護職員だって一人の人間だ。

認知症が脳の異常で病気だということはわかっている。

病気なら男性患者が女性介護職員に
セクハラしていいのか?

介護職員はどこまで我慢すればいいのか?

きっとこういう問題に対しての
正しい答えなどないのだろう。

介護職員としての在り方とは?

まだ自分自身の経験や知識も未熟なため、
Bさん一連の件を上司に相談してみた。

そこで言われた言葉は、

「プロの介護職員ならそういうことを
まず利用者様からされないようにするし、
うまく交わすのも我々の仕事。」

だそうだ…。

なるほど。
一理あるかもしれない。

しかし、これで皆泣き寝入りするか
我慢するしかないわけですね…と私は思った。

そういうことをされないようにする?

Bさんに冷たくしたらいいのか?

そうすると介護としてはどうなのか?

また接し方によってはBさんが逆上したりしないか?

私の働く施設でのこの回答に対して、
また悩むことになるのである。

施設側として出来ることはないということだ。

介護職員として働く身で
個々それぞれ色んな思いがあるだろう。

他の職員と話していると
お金のためだとか何となくだとか…。

私は~してやってる、~してあげている、
と思ったことは一度もない。

それは利用者様を自分の祖父母に
被らせてしまうからかもしれないが…。

いつももしこれが自分の祖母だったら…
祖父だったら…と思う。

「一人一人が必ず誰かの大事な人だということ」

それが常に頭のどこかにある。

ある人は母親、
ある人は父親、
ある人は祖母、
ある人は祖父…

書き出せばキリがないが皆それぞれの家庭内での
役割があったし大事にされて一生懸命
これまで生きてきた方々なのだ。

となってくるとBさんに対して
どういう対応をしたらいいのかということだ…。

自分自身の感情もある。
私は聖人君子ではないし。

もう、ひたすら自問自答の堂々巡りである。

セクハラに限ったことではないが、
こういう思いをしている
介護職員は多いのではないか?

そして自分が我慢すればいいと耐えて
心をすり減らしている介護職員も多いのではないか?

仕事と割り切って作業のように
日々をこなすうちに思いやりや
大切なことを忘れてしまっていないか?
 

 

「介護職員」とは?

「介護職員」とは?

今一度考えてみて欲しい。

「セクハラ」を通して私が伝えたかったことは、

介護される側も介護する側も当たり前だが
共に人権があり、威厳尊厳は守られるべきなのである、

ということだ。

超高齢化社会を目の前に、
介護職員の雇用は
さらに拡大していくだろう。

制度も変わっていくかもしれない。

しかし根本は人と人との繋がりなのではないか?
と私は思う。

 

 
↑ここまで・・・

これを読んでいるあなたはどう思いますか?

下にコメント欄がありますので
よければ書いてみてください。

私ナックルは男です。

私も女性の利用者さんに
「胸を揉んでくれ」
と言われたことはありますが、
華麗にスルーしました笑

しかし、今回のこのSさんの体験は
絶対に同じ思いをした人が
多くいるだろうなと思います。

Sさんの文章にもありましたように
「認知症だからなんでもあり」
ではちょっと働く方としては
納得がいかないような気もしますよね?

自分も仕事をしていたころは
セクハラするときだけ
認知症が発動するおじいちゃんがいましたね。

なので、その利用者さんは
「すべて男スタッフが対応」
ということで話しがまとまりました。

しかし、このSさんの上司のこの言葉・・・

「プロの介護職員ならそういうことを
まず利用者様からされないようにするし、
うまく交わすのも我々の仕事。」

そういうなら
うまく交わす方法を教えろよ。

どうすればされないようになるのか
教えてあげないと
なんの指導にもなってませんよね?

おそらく自分でもその方法が
わからないんだと思いますが・・・

 

 

 
介護される側も介護する側も当たり前だが
共に人権があり、威厳尊厳は守られるべきなのである

 

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カテゴリー:介護

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