元介護福祉士ナックルの情報ブログ

ケアマネジャーの資質向上を目指し、改正される研修内容が2日、官報告示された。各研修の修了時に「修了評価」を実施する方針などが示されている。【ただ正芳】　告示では、就業前の資格試験合格者を対象とした「介護支援専門員実務研修」に、就業後1年未満のケアマネジャーを対象に任意で実施されている「介護支援専門員実務従事者基礎研修」を統合した上で、総研修時間を77時間から87時間に拡充することが示された。また、資格は取得したものの、実務を経験していない人などを対象とした研修の総時間も44時間から54時間に増える。いずれの改正も、2016年12月の介護支援専門員実務研修受講試験の合格発表日からの適用となる。さらに、「介護支援専門員専門（更新）研修」のうち、実務経験6か月以上の人を対象に実施する「専門研修1」は33時間から56時間に、3年以上の実務経験を持つ人を対象とした「専門研修2」は20時間から32時間に、「主任介護支援専門員研修」は64時間から70時間に、それぞれ改正された。これらの改正については、16年4月1日から適用される。