地獄から這い上がった!? ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道 第6章
第6章 地獄の一丁目・・・
きたる、3月下旬・・
この合格発表は実技試験組と免除組、
つまり介護福祉士の試験受けた全員が合格発表。
インターネットで受験番号を確認する方式だ。
発表は14時。
しかし、このころはまだスマホなんて
オシャレなものは持っておらず、
ガラケーだったので業務終了後の
19時に事務所のパソコンで確認した。
番号を伝え、見てもらった。
所長
「ないぞ!番号もう一回教えて」
ナックル
「ホントですか?〇〇番です。」
自分でも見た。何度も何度も。
いくら探しても、自分の番号は抜けていた。
つまり・・・
なかった。。
所長
「マジか?お前以外実技試験受けた奴、全員合格やど」
ナックル
「・・・」
言葉がなかった・・・
まさかの2回不合格を味わった瞬間だった。
所長
「残念だったな。来年頑張れ」
ナックル
「・・・」
・・・
・・・
自分が情けなくなった。
同僚はみんな一回で取っていたこの試験。
じゃあ自分も大丈夫、
なんてどこかで思ってるから
こういうことになる。
本当に自分が情けなくて、
完全に自分を見失いかけた。
それと同時に物凄い悔しさと、
なんとか同僚を見返したいと
いう思いもあり、気持ちが
ごちゃ混ぜになり、
嘔吐しそうになった。
家に帰っても、ご飯は喉を通らず状態。
眠りにつくことさえも出来なかった・・
翌日・・・
昨日のごちゃ混ぜの気持ちに、
なぜか整理がついていた。
「悔しい」
「同僚を見返したい」
こっちの思いの方がはるかに強くなっていた。
どうにかして見返したい・・・
よくよく考えてみると、
この年は働いて丸5年目になる。
そう、
「介護支援専門員」
を受けれる年だった!
私は決意した。
決断した
覚悟を決めた!
「ケアマネ絶対に一発で合格してやる!!」
ケアマネの仕事をやりたいわけではない。
ただ、全員を見返したい。
この思いのみ!
しかしこの試験、近年はかなりの難関。
合格率は20%以下。
上司も数名受けているが、
二回、三回と何回も
受けている人が多く
一筋縄ではいかない。
しかし、私は
「だから俺なんて無理だ!」
とはならなかった。
逆にチャンスだと思った。
「ここで合格すれば、見返すことが出来る!」
ほんとに、そう思った。
この日からこの介護支援専門員の
試験に向けて勉強をり真剣に組もうと心に誓った。
しかし、どう進めれば良いのかわからない。
そこで、私はパソコンを繋ぎ、合格出来る情報を必死で集めた。
インターネット検索続けていると、
「目を引いた」ある一つの教材に出会うことに・・。
(この教材はケアマネメルマガの中で紹介しています。)
「とにかく、この教材に書いてあることに
したがい、徹底的にやろう。」
この教材はCDもついており、やることは2つ
2、過去問ベースの勉強の仕方で、とにかく毎日15分以上は何があっても勉強する。
そして、9月の一ヶ月でラストスパートをかける。
という自分なりの勉強計画を立てた。
第7章に続く・・・
- 第一章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第1章 介護福祉士初受験
- 第二章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第2章 ほぼ、ノー勉状態で介福筆記試験
- 第三章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第3章 ポストに入っていた薄い手紙
- 第四章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第4章 ふたたび・・・
- 第五章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第5章 実技試験の罠
- 第六章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第6章 地獄の一丁目・・・ ←現在のページはココ
- 第七章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 第7章 研ぎ澄まされた持続力
- 最終章 ナックルの介護福祉士、ケアマネ資格取得への道
- 最終章 地獄から這い上がった!!
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