第30回介護福祉士試験過去問 解説 の記事一覧
介護老人福祉施設における防災対策 第30回介護福祉士試験 過去問23
問題23
介護老人福祉施設における防災対策に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 消防法において、年1回以上の消化・避難訓練が義務づけられている。
2 大規模災害時には、災害派遣医療チーム(DMAT)の活動拠点になることが義務づけられている。
3 災害対策基本法に基づき、避難行動要支援者名簿の作成が、施設長に義務づけられている。
4 避難訓練は、混乱が予想される夜間は避ける。
5 施設が作成する非常災害対策計画の内容は、職員間で十分に共有する。
個人情報を使用する際、同意が不要なケース 第30回介護福祉士試験 過去問22
問題22
個人情報を使用するに当たり、本人や家族への説明と同意が不要となるケースとして、適切なものを1つ選びなさい。
1 意識消失とけいれん発作を起こした利用者の個人情報を救急隊員に提供する場合
2 指定介護事業者が、サービス担当者会議に利用者の個人情報を提供する場合
3 行事で撮影した利用者の顔写真を、施設の広報誌に使用する場合
4 転居先の施設の求めに応じて、利用者の個人情報を提供する場合
5 実習生が、利用者の個人情報を閲覧する場合
看護小規模多機能型居宅介護 第30回介護福祉士試験 過去問21
問題21
看護小規模多機能型居宅介護に関する記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 居宅サービスに位置づけられている。
2 長期間の宿泊を目的としている。
3 管理者は医師とされている。
4 都道府県域でのサービス提供を行う。
5 看護と介護を一体的に提供する。
左麻痺の認知症 文章問題 第30回介護福祉士試験 過去問20
問題20
Hさん(75歳、女性)は、1か月前に介護老人福祉施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症として、左片ひだりかた麻痺まひがあり、認知症(dementia)と診断されている。
看護師として長年勤め、退職時は看護部長であった。Hさんは日ごろから、介護福祉職に苦情を言い、周りの利用者とのトラブルも絶えない。特に日中の入浴に関しては、拒否が強く、「私は仕事があるから、夜に一人でお風呂に入りたい」という訴えが続いている。
介護福祉職のHさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 施設長から、特別扱いはできないことを説明してもらう。
2 夜の、居室での全身清拭に変更する。
3 Hさんの対応を、施設の看護職員に任せる。
4 家族から、既に退職していることを説明してもらう。
5 Hさんの働いていたころの話を詳しく聴く。
自立に向けた支援 第30回介護福祉士試験 過去問19
問題19
介護における自立に向けた支援に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 機能回復訓練を中心に介護計画を作成する事
2 他者の支援を受けずに、自らの力で生活できる状態にすること
3 本人の意思よりも、介護者からみた自立を優先すること
4 介護を受けていても社会参加できるように支援すること
5 自分で着衣し終わるまで、何時間でも介護者が見守ること