左麻痺の認知症 文章問題 第30回介護福祉士試験 過去問20
問題20
Hさん(75歳、女性)は、1か月前に介護老人福祉施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症として、左片ひだりかた麻痺まひがあり、認知症(dementia)と診断されている。
看護師として長年勤め、退職時は看護部長であった。Hさんは日ごろから、介護福祉職に苦情を言い、周りの利用者とのトラブルも絶えない。特に日中の入浴に関しては、拒否が強く、「私は仕事があるから、夜に一人でお風呂に入りたい」という訴えが続いている。
介護福祉職のHさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 施設長から、特別扱いはできないことを説明してもらう。
2 夜の、居室での全身清拭に変更する。
3 Hさんの対応を、施設の看護職員に任せる。
4 家族から、既に退職していることを説明してもらう。
5 Hさんの働いていたころの話を詳しく聴く。
1 施設長から、特別扱いはできないことを説明してもらう。×
Hさんの訴えの解釈の仕方が間違い。
「特別扱い」と解釈するのではなく、
Hさんの訴えを傾聴し、Hさんの気持ちを理解しようとすることが求められる。
2 夜の、居室での全身清拭に変更する。×
「風呂に入りたい」といっている
Hさんに対して全身清拭をすることはダメですよね。
3 Hさんの対応を、施設の看護職員に任せる。×
看護職員に丸投げはダメです
4 家族から、既に退職していることを説明してもらう。×
Hさんは認知症ですよね?
新しい環境になれず、不安定な状態であることを
考えると不適切。
5 Hさんの働いていたころの話を詳しく聴く。〇
看護師として働いていた頃の話しを傾聴し、
Hさんの気持ちに寄り添うことが必要。
ですけど、なんともしっくりこない解答です。
正解を見つけるというよりは
消去法でこの選択肢しか残らないという感じ。
出題の仕方が悪いと思った問20でした~
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